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Ls12 を Plamo Linuxで動かす。

PC-9821 Ls12 (Aile)に Plamo 3.0を入れます。近々ここに書き入れます。
後にこのLs12はウェッブサーバにする予定です。

ブートフロッピーとルートフロッピーを作ります。
Ls12はPC-98シリーズなので、ブートイメージは[PC98]ディレクトリにある"bootdsk"と"rootdsk"です。

AT互換機でそれぞれのフロッピーを作るならば、"RAWRITE.EXE"を使います。
CD-ROM ドライブが "E:"で、PC98/bootdsk を 1.44M バイトの FDに、フォーマットしながら書き出すにはたぶん、次になります。(現在、実機が無いので推測で書いています)
D:\AT\FD > RAWRITE.EXE D:\PC98\bootdsk 1 1440 1

http://sky-mue.jp/linux/plamo/3.0  このURLを参考にしましょう。

PC-9821 Ls12 (Aile)にPlamo Linux 2.2.1をインストールした際の要点をまとめました。(Plamo Linux 2.0の内容は、後記しています。)後にこのLs12はウェッブサーバにしました。

インストール自体は、ごく簡単に行えました。以前は調整が必要なX-Windowsの立ち上げまですんなりと出来ました。パッケージをされている方々に感 謝です。


2.2に現れていた画像上に見られるコンソール表示の乱れは、起動時に表示モードを選択する事で回避できます。


2.2には、2.0の様なX-Window の不具合がありませんでした。しかし、X-Windowを終えた後にコンソールにすると画面が明滅して使えなくなる現象があり、私は解決できていません。


インストール後の調整
# ユーザー追加

    #adduser

loginname,id(デフォルトを使用)
homedirectory (/home/***)
shell(個人の好みで  /bin/bash)
Accountの有効期限、passworld
# /etc/hosts.allow

必要なファイルをftpにて転送するならば貴方のコンピュータが所属するネットワークを追記します。
転送後は再設定しましょう。

    ALL : ***.***.***.***

# /etc/hosts.deny

ダミーとして下記のみ記述。必要なファイルをftpにて転送後に元に戻します。

    swat : ALL

# openssh

ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/Plamo-2.2/contrib/Network/openssh.tgz

    #installpkg openssh.tgz

/usr/etc/ssh_config の調整
X-Windowsでウィンドウのネット越しの表示を行うには、以下の部分のコメントアウトをはずします。表記がないならば追記します。

    Host *
    ForwardAgent yes
    ForwardX11 yes

以下の記述があれば、「#」を文頭に記述してコメントアウトをします。

    ForwardAgent no
    ForwardX11 no

/usr/etc/sshd_config の調整
次の表記の [no]を[yes]に替えます。

    X11Forwarding no

    X11Forwarding yes

各自の設定を行うには次のコマンドで、設定ファイルの保存場所とキーワードを入力します。

    $ssh-keygen

# fvwm2

WindowManagerにfvwm2を使用するには、
/var/X11R6/lib/fvwm2/system.fvwm2rc をホームディレクトリに [.fvwm2rc] の名前でコピーします。

# Daemonの停止

/etc/rc.d/rc.Mの編集をします。
sendmail
samba
各Daemon起動部分に「#」を文頭へ記述してコメントアウトします。

# 個人の設定

.xinitrc
kinput2、LANG=ja_JP.eucJP、fvwm2を使いたいのでコメントアウト(「#」)を消去しました。

    apacheのインストールと設定について

次のところから  apach1319s1.tgz  と gdbm180.tgz  を持ってきます。
http://www.linet.gr.jp/~juk/plamo/parts/2.x/WWW/

頂いてきた apacheと gdbm-1.80 シェアードライブラリ をインストールします。

    # installpkg gdbm180.tgz
    # installpkg apach1319s1.tgz

次にapacheを起動させます。

    # /etc/rc.d/rc.httpd

Ls12から自身のウェブサーバにアクセスするために、ブラウザに  http://localhost/ を入力しますと「インストール時のテストページ」が表示されると思います。確認後にapacheの振る舞いを決めるために [/usr/local/apache/conf/httpd.conf]の編集をします。


PC-9821 Ls12にPlamo Linux 2.0 をインストールした際の要点を、以下にまとめました。X-Windowの800x600で表示を行う設定は、[XF86Config]の [Section Monitor] にある[Modeline]をデフォルト設定より低い割合にすることで表示が可能です。
XF86Configは こちら にあります。

苦労したX-Window,Aftersetp


2000' SoftwareDesign 11月号 に沿えるインストールの案内

2000' SoftwareDesign 11月号 P22からP31は、AT互換機の記述なのでPC-98Noteでのインストール画面の説明とは若干異なりますが、流れは同じです。本書が手元になくても AT互換機にインストールをした経験がある方は、このページがヒントになると思います。

インストールの実際

[98pcmcia.img]がブートイメージディスクです。CD-ROMは Plamo 2.0等を使用します。LANを使用するのでLANカードを用意します。

それぞれをセットし電源を入れると、インストールを進めるかディスクの案内を見るかを尋ねられます。FDブートが終了するとログインプロンプトが表示され ます。

    login:

"root"と入力し [ENTERキー]を押します。

『2000'SoftwareDesign 11月号』(以下『SD』) P24を参照して下さい。先ずはスワップを使えるようにします。ADDSWAPの項目を選びます。スワップ領域の設定後に有効にするように[OK]を選択 していきます。

続いて『SD』P24「インストール先のパーティションの設定」を行います。次に『SD』P25「インストール元の選択」を行います。CD-ROMからの インストールを選びましょう。

『SD』P26「ディスクセットの選択」へ進みます。Canna 若しくは Wnn のいずれかのNotePC用のセットを選びましょう。途中のXサーバーの選択画面では、「NEC_480」及び「SVGA」を選びます。

『SD』P26「システム設定」では、起動用FDの作成を行い、モデム設定は「キャンセル」しました。
マウスはデフォルトのままで [OK]です。

「ネットワークの設定」では、「ホスト名:aile」「ドメイン名:localdomain」をそれぞれ入れました。プライベートアドレスを使います。 IPアドレスの軽い説明は、当方ウェッブサイトの「ユニークなIPアドレス」をご覧下さい。

「タイムゾーンの設定」 Linux/98ではカーソルが反転しないので、何処を選択しているのかわかりませんが、初めは「Japan」を選んでいます。そのまま[ENTER]を 押します。

# X-Windows

Plamo2.2以降はここの操作は必要ないでしょう。

ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/test/2.0 からXF98_EGC.tgz  及び XF98_NEC480.tgz を持ってきます。
/usr/X11R6 に上記ファイルを置き、次のコマンドでファイルを展開します。

    #gzip -dc [tgzファイル名] | tar xfB -

/usr/X11R6/bin にパスを通す為に/etc/profile または /etc/csh.login を編集します。

    PATH="$PATH:/usr/X11R6/bin:/usr/bin"

---------- 以下は参考です --------------
ランタイム・リンカである ld.so が /usr/X11R6/lib を指せるようになっていることも確認します。
/etc/ld.so.conf に以下を追記します。

     /usr/X11R6/lib

次のコマンドを実行します。

    #/sbin/ldconfig

----------- ここまで -----------------

    #XF98Setup

リンクを張らせる為にXF98Setupを使います。また作成した[/etc/XF86Config]を[/etc/XF86Config.bak]とし て保存した後に[XF86Config]を他から持ってきます。

マウスはデフォルト、グラフィックカードはPC-9821 Ls12、ディスプレイ はNon-Interlaced 800x600 72Hz、解像度16bit (65536色) 800x600をそれぞれ選択します。設定を保存すると液晶画面が明滅するので再起動します。(Ctrl+Alt+DEL)

/etc/XF86Config は、/etc/XF86Config.bakとして保存します。
http://globe3.ddns.net/~public/computer_topic/XF86Config.txt
上記ファイルを/etc/XF86Config として保存した後にXの起動を確認します。


Plamo 2.0 でのpppについて

ppxp本体を 「Ringserver」内の archives/linux/Plamo/のcontrib/ 以下からインストールします。
/usr/src/modules 以下にある、userlink-0.99.tar.gz を展開します。

    # cd /usr/src/modules
    # tar xvzf userlink-0.99.tar.gz

userlink-0.99/ ディレクトリができますから、そこで[./configure, make, make install] を順次実行します。

    # cd userlink-0.99
    # ./configure
    # make ; make install

更に次を行います。

    # depmod -a
    # /sbin/modprobe userlink

これで、インストールは終了です。

※ 一般ユーザがppxpを実行できるようにするには、Plamoの場合 ttyグループにユーザを追加します。エディタで /etc/group を開き、ユーザ名を書き加えます。

    tty::5:root,「ログインユーザ名」

# qdial の設定

実際にPPxP接続をするための設定を行ないます。ユーザをttyグループに登録してあれば、ユーザ権限で実行できます。

    $ ppxp
    PPxP version 0.99120923
    interface: ul1
    ppxp> qdial              <-- ここに qdial と入力します。

これで、クイックダイヤル設定の画面がでます。設定した内容は、~/.ppxp/conf/ 以下に保存時の名前で残ります。



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