[globe3.ddns.net]

ニックネームで呼んでもいい?

[globe.dyndns.org] と呼ばれたならば‥‥


ここには、
ウェッブサーバを設置した際に、ダイナミック DNS(Domain Name System)を使ってURL（ここでは、http://globe.dyndns.org/）を、プロバイダから割り当てられたIPアドレスと関連させ る為の設定を記載しています。

[globe.dyndns.org]ではURLと割り当てられたIPアドレスの関連づけに、http://www.dyndns.org/ を利用しています。


ウェッブサーバの構成

このウェッブページを配信しているPCの構成は、最近のPCに比べて滅茶苦茶に非力です。
CPU： 500MHz
Memory： 512Mbyte
Harddisk： 9Gbyte
パッケージ： Aurora SPARC Linux 1.0
WWW Server： Apache

この程度の構成で、一日平均3000ヒットの多用ではないウェッブサーバの他に、squid、samba、Netatalkの各役をこなしています。


以下にddclient-3.6について載せています。perl moduleを使うddclient-2.3.7については、こ ちらです。

ddclient-3.6のやり取りは、次の様な具合いです。

特定のルータには、グローバルIP番号を尋ねます。ログインを行ない、グローバルIP番号を得ます。
(Watchguard, Netopia R910, SMC Barricade, Netgear, Linksys, MaxGate UGATE-3x00, LSA LanCom DSL/10 DSL Routerなど)

それ以外は、checkip.dyndns.org(貴方が 使っているIP番号が表示されます)を見ることで現在使用している、グローバルIP番号を得ます。
得たグローバルIP番号をdyndns.org、ZoneEdit、EasyDNS、Hammernode、dslreports.comの各サー ビスに伝えます。


http://burry.ca:4141/ddclient/等 からddclientを持ってきます。ここで記載するまでもなく、左記URLの文書や、
$ tar xvzf ddclient-ddclient-3.6.tar.gz
として展開したddclientにある「README」を読み、そのまま行なえば動くでしょう。

ddclientディレクトリ中のファイルを以下のようにコピーします。

# cp ./ddclient /usr/sbin/
# cp ./sample-etc_ddclient.conf /etc/ddclient.conf
# cp ./sample-etc_rc.d_init.d_ddclient /etc/rc.d/init.d/ddclient


次に/etc/ddclient.confを書き換えます。

#daemon=300
300毎秒ごとに確認を行ないます。globe.dyndns.orgでは /etc/rc.d/init.d/ddclientに確認時間の設定をしているので、ここはコメントアウトをしています。

#syslog=yes
/var/log/messagesに記録を残す時には、コメントアウトを外します。

#mail=root
root宛にddclientの結果をメールで送る時は、コメントアウトを外します。

#pid=/var/run/ddclient.pid

以下に使用する機器があればコメントアウトを外し、使用しているIPとlogin名とパスワードを入れます。
#use=watchguard-soho,     fw=192.168.111.1:80     # via Watchguard's SOHO FW
--- 省略 ---
#use=elsa-lancom-dsl10-ch02, fw=10.0.0.254:80 # via ELSA LanCom DSL/10 DSL Router
#fw-login=admin,             fw-password=XXXXXX   # FW login and password

上記のルータ等を使用する際は、コメントアウトを外します。
## To obtain an IP address from FW status page (using fw-login, fw-password)
#use=fw,      fw=192.168.1.254/status.htm,    fw-skip='IP Address' # found after IP Address

checkip.dyndns.orgを使用する際は、コメントアウトを外します。
## To obtain an IP address from Web status page (using the proxy if defined)
#use=web,      web=checkip.dyndns.org/,       fw-skip='IP Address' #found after IP Address

login=***********
貴方が使うサービスのログイン名を入れます。

password=〇※♂♀★¢◎
貴方が使うサービスのパスワードを入れます。

この後に貴方が使うサービスに合わせて、コメントアウトを外してそれぞれに書き入れます。globe.dyndns.orgは、 dyndns.org dynamic addressesを使っているので次の部分を書き換えました。
## dyndns.org dynamic addresses
##
## (supports variables: wildcard,mx,backupmx)
##
server=members.dyndns.org,
protocol=dyndns2            
globe.dyndns.org


確認

「README」の「TROUBLESHOOTING」項目を見ると、次のようにあります。
1. enable debugging and verbose messages.
$ ddclient -daemon=0 -debug -verbose -noquiet
ですから次のようにして「README」にあるように動かし、/etc/ddclient.confの各項目を確認します。
# ddclient -daemon=0 -debug -verbose -noquiet
先ずは、opt, globals, config, cacheについての確認が行なわれます。その後に、globe.dyndns.orgはcheckip.dyndns.orgを用いているのでその動き が確認されます。

CONNECT:  checkip.dyndns.org
CONNECTED:
--- 省略 ---
RECEIVE:  <html><head><title>Current IP Check</title></head>
RECEIVE:  <body bgcolor=white text=black>
RECEIVE:
RECEIVE:  Current IP Address: ***.***.***.***
RECEIVE:  <br>Hostname: ********.***.***.***.***
RECEIVE:  </body></html>
DEBUG:    get_ip: using web, http://checkip.dyndns.org/ reports ***.***.***.***
SUCCESS:  globe.dyndns.org: good: IP address set to ***.***.***.***

SUCCESS:に続く表示があれば、ddclientは動作しています。



起動と時間の設定など

次のように、chkconfigメニューに追加します。

# /sbin/chkconfig --add ddclient
追加をされているか確認をします。
# /sbin/chkconfig --list
ランレベル3、4、5の時にddclientを動かします。
# /sbin/chkconfig --level 345 ddclient on
ddclientの停止、起動、再起動は次のようにします。
# /etc/rc.d/init.d/ddclient stop
# /etc/rc.d/init.d/ddclient start
# /etc/rc.d/init.d/ddclient restart

起動時間の設定

/etc/rc.d/init.d/ddclientにある次の箇所を見つけて下さい。

# See how we were called.
case "$1" in
start)
 # Start daemons.
 echo -n "Starting ddclient: "
 ddclient -daemon 300 <-----------この部分
echo
 ;;

[ddclient -daemon ***]
***に当たる数字がddclientを動かす間隔時間になります。貴方の事情に合わせて数字を入れて下さい。数字は「秒」です。


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