NGC2841 おおぐま座の銀河

最近になって、ようやく大熊の姿が夜空に、”なんとなく”描けるようになりました。
都会では北斗七星しか見えないので、柄杓の形しか描けません。

おおぐま座の前足あたりにあるNGC2841は、見かけが10等級
口径16cmの望遠鏡では、ぼんやりとした楕円の光芒が見られました。

上の画像は、恒星部分にはDeconvolution処理を行っていません。

Date: 2025-02-22 T23-15
Optics: Takahashi TS-160, HEUIB-II
Camera: ASI533MC Pro, gain 100, offset 20, -15degrees, EAF
Exposure: 180s x 20 (total 1h00m)
Mount: 160jp, Althiba3, off-axis guide, INDI Library
Processing: Siril 1.4.0 beta3, GraXpert 3.1.0rc2, StarNet, Galaxy Annotator v0.9.4

以下は、画像処理の手順です。前処理が終えた画像に対して、それぞれを行いました。

星雲画像
- Object only decomvolution (GraXpert)
- StarNet Star Removal (Siril)
- wavelet (Siril)
- Denoise image (GraXpert)
- GHS (Siril)
- 彩度 (Siril)

恒星画像
- Desaturate Star (Siril), 数回行うことも　”Open Dynamic PSF daialog”を用います。
- StarNet Star Removal (Siril)
星雲画像と恒星画像を合成
- Star Recomposition (Siril)
  - 星雲画像には、GHS, Clip modeを適宜、変えます。
コントラスト制限適応ヒストグラム平坦化 (CLAHE : Contrast-Limited Adaptive Histogram Equalization)

次の画像は、星雲部部にGHSを使い、中心部分を控えました。
恒星部分には、Cosmic Clarity Suite を用いています。