冬の星空観察会と観望会

観望

近くの小学校で、オリオン座観察と土星観望を開催しました。

準備前の準備として、極軸望遠鏡の鉛直を確認します。
壁は鉛直だと信じて、校舎をお借りします。

程なく、夕暮れ時に

望遠鏡を設置します。
この小学校での開催は今回が最後かなと思いつつ、準備をします。

観察は、子供が地上目標(木やフェンス)を簡単にスケッチし、オリオン座の三星と周りの4つの星を書き込みます。
オリオン座を一時間の間隔を置いて、地上に対しての位置を観察します。
星の動きを実感しました。

今回は輪が見にくくなっている土星を見ます。
ある意味では貴重な体験ですが、印象に残るでしょうか?

最後に星から届く光の時間について話しました。
私:「皆が見た土星は、80分前に土星を出発した光が皆の目に飛び込んで来ました。
   皆が観察したオリオン座は、ベテルギウスが497年前、リゲルが862年前、
   三星の真ん中の星(アルニラム)は、1976年前の星の光です。
   1976年に出発した光じゃないよ。西暦49年に出発した光が君の目に入ってきてるんだ。」
子供:「わけわからね〜」
私:「わけわかんないでしょ」

私:「今日見た冬の大三角、子犬座プロキオンは、皆が生まれた時に星を出発した光が、
   今、皆の目に入ってきてるんだ。」

こんなやり取りをしました。星空を見上げることはタイムトラベルです。

最後に、星について話しをする機会を頂いた感謝を参加者に伝えて、解散になりました。
有難うございます。

望遠鏡を片付けようと校庭へ出ると、正門から子供が駆け寄ってきました。
私:(なんだろう?)
子供:「今日はありがとうございました」

寒空の下、心が暖まりました。

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